2011年 03月 09日
曹達釉に窒化硅素を加えたものでレリーフをと思い、桜をモチーフに試作してみた。 器体がもう少しピンクに近づけば面白くなりそうだ、窒化硅素の量がすこし多すぎたようで、桜ももっと白く表現した方が好かった思う。 同時に焼成した灰釉は温度が高すぎて2点とも没!残念!。 本日の成果 洛陽城外別皇居甫湜 李賀 洛陽吹別風 龍門起断煙 冬樹束生渋 晩紫凝華天 単身野霜上 疲馬飛蓬間 凭軒一双涙 奉墜緑衣前 洛陽には別離の風が吹き、龍門にはきれぎれの靄が立つ。 冬の樹がごつごつと突っ立ち、夕暮れの紫の色がはなやかな天に凝結する。 ただひとり野の霜の上を、疲れ果てた我が馬はまりのように飛びかう枯れ草の間を、行くのだ。 軒端によりそえば双の目から涙が、あなたの緑の官服の前にこぼれ落ちるのです。 *別風 : 別離の風
by takodenkama
| 2011-03-09 11:18
| 作陶日記
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