2011年 06月 25日

酸化焼成

梅雨空の晴れ間を捉えて酸化焼成をダブルで試みた。

先日来の "青い釉薬シリーズ" を完全な酸化で焼成してみた、之にはちょっとしたコツが必要で炭の量を押さえて900度からはPGを使って焼成している。

蛸田窯は通常の焼成とはパターンが逆で、これで酸化焼成となる。

この釉薬本来の発色が得られ、清々しいブルーを表現することができた。 上段は計測値で1230度、下段は1200度あたりを目標値に設定して取り組んだが、上下段共に匣に入れずに宙に浮かせて焼成したので温度差が乏しくなり、下段の窯変の出が薄くなってしまった。通常通りに下段は匣に入れておけばよかったと後悔している。

茶入れは先日焼成した「相生」に松葉灰釉と鬼板で少し景色付けをしてみた。

本日の成果

e0048046_23234858.jpg

茶碗:銘「清渓」高さ 65mm x 口径 156x160mm x 高台径 47mm 蛸田青釉 御本手土 焼成6/25/2011


e0048046_23182270.jpg

建盞:銘「清明」高さ 58mm x 口径 134x137mm x 高台径 48mm 蛸田青釉 御本手土 焼成6/25/2011


e0048046_23185550.jpg

茶入:銘「相生」高さ 60mm x口径 27mm x外径 67mm x 底径 36mm  蓋/赤杉・煤竹 
古信楽穴窯土/焼締 焼成 6/25/2011


寒食城東即事   王維                     

清渓一道穿桃李  清渓(せいけい) 一道 桃李(とうり)を穿(うが)ち 
演漾緑蒲涵白芷  演漾(えんよう)たる緑蒲 白芷(はくし)を涵(ひた)す
渓上人家凡幾家  渓上(けいじょう)の人家 凡(およ)そ幾家ぞ    
落花半落東流水  落花 半(なか)ば落つ 東流の水         
蹴鞠屢過飛鳥上  蹴鞠(しゅうきく) 屢(しばしば)過ぐ 飛鳥の上  
鞦韆競出垂楊裏  鞦韆(しゅうせん) 競い出づ 垂楊(すいよう)の裏 
少年分日作遨遊  少年 日を分ちて遨遊(ごうゆう)を作(な)す    
不用清明兼上巳  用いず 清明(せいめい)の上巳(じょうし)を兼ぬるを

[PR]

by takodenkama | 2011-06-25 23:53 | 作陶日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://takoden2.exblog.jp/tb/15014818
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 暑中お見舞      茶入・建盞・蕎猪口 >>