蛸田窯・作陶日記

takoden2.exblog.jp
ブログトップ
2016年 06月 17日

梅雨

夏茶碗は自分で使用する目的に合致しなかったのであまり熱を入れて作ってなかったが、
先日の個展の時に、何時も求められているのは朝顔や井戸や建戔が多いことに気づいた。

販売を目的として作陶しているわけではないが、手許に残っているものの中にその種の
良品が殆ど無く、ほぼ出払っている事実に愕然とした・・・・・・・。

個展はこれが最後になるだろうと内心決めていたので、なんだか心残りが・・・・・。
遠路お運びいただいているにもかかわらず、人の心を斟酌できずに十数回も個展を開いて
いたとは・・・、とても慚愧の念に耐え難い所作だった、その事に今日気づくとは・・・。

これでまた新たに作陶できる命題が得られた訳で、梅雨時の作陶意欲に結びつけようと
している今日この頃。


新作を一点披露。
e0048046_09055785.jpg
茶碗 :銘「驟雨」しゅうう 高さ 55mm x 口径 150mm x 高台径 45mm 天龍寺青磁釉 釜戸赤土 焼成 Jun/05/2016

五言律詩                            
封雨書懐走邀許圭簿 雨に対して懐を書し走らせて許主簿を邀(む)かう

東嶽雲峰起  東嶽(とうがく)雲峰(うんほう)起(おき)る      
溶溶滿太虛  溶溶(ようよう)として太虛(たいきょ)に滿(み)つ   
震雷翻幕燕  震雷(しんらい)に幕燕(まくえん)翻(ひるがえ)り   
驟雨落河魚  驟雨(しゅうう)に河魚(かわうお)落(お)つ      
座對賢人酒  座(ざ)に對(たい)す賢人(けんじん)の酒(さけ)    
門聽長者車  門(もん)に聽(き)かんとす長者(ちょうじゃ)の車(しゃ)
相邀愧泥濘  相(あい)邀(むか)うる泥濘(でいねい)を愧(はず)   
騎馬到階除  馬(うま)に騎(またが)って階除(かいじょ)に到(いた)る











[PR]

by takodenkama | 2016-06-17 09:26 | 作陶日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://takoden2.exblog.jp/tb/24464120
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 明日香、キトラ、石舞台      兀兀展その後 >>