2006年 10月 05日
水曜日(曇り)18℃ 今日も素焼き、本焼き、土練りに壷の試作と大忙し。 本焼き途中で棚板が2枚とも割れて崩落、幸いなことに作品は2点とも匣に入れていたので急遽1380℃の火中から取り出しことなきを得た。 本焼きは志野の再焼成で「弧舟」(四)と(七)を、さらに高温で長時間と思い挑戦してみたが、カーボランダムの棚板がその高温に耐えきれずにスリットのところから割れてしまった。 この日のあることを予測して、材料店にスリット無しの棚板をお願いしているのだがいまだ入手できていない。 残念 弧舟(七)はより火に近い下段だったので気づくのが少し遅れ中に炭や棚板裏の溶融した釉が落下して思わぬ景色となってしまった・・・・・・・・?。 絵柄は狙い通り出現したのだがちょっとやりすぎたようだ、反省、反省、猛省を促す。 気を取り直して、午後、先日来水簸しておいた黄の瀬原土と志野土2.8kgずつを合わせて混練した。金山窯で焼成するための試作品を作る準備だ。さすがに5割ずつでは、黄の瀬原土が多すぎてサクイ様子だが、古信楽の雰囲気と緋色は是非獲得したいので、仕方ないかと思う。 その土で壷を捻ってみた。一昨日も、古信楽土(荒)で水指を1点作っていたので、これは粘りの極端に少ない土だがなんとか整形できた。 仕上げに信楽の作方通り、表面を水挽きしてみたが、さすがに朔い土で給水が激しく、芯ぶれになってしまい、かなり時間をかけたが完全な状態には戻らなかった。 不満足だが今日のところはこの辺で終わっておく。 本日の成果 黄の瀬原土の壷 高さ 16.3cm x 外径 20.6cm x 口径 9.5cm 重さ 2.0kg 嵐の中の弧舟(七) 古信楽(荒)の水指
by takodenkama
| 2006-10-05 07:10
| 作陶日記
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