2006年 10月 11日
水曜日(雨)22℃ 二日がかりで少し大きめの壷を仕上げた。 六古窯のひとつ滋賀の、信楽の ”金山窯” での焼成ということで、古式に則った作法や様式、粘土の種類など随分考えて作陶している。 書籍や過去の出土物なども参考に、決してコピーではなく表現者である「UNO DESIGN」としてのOriginalityとIdentityを失わないように気をつけている。 窖窯での焼成は過去に一度だけ、瑞穂町にある河村暢朗氏の窯で茶碗を3点焼成していただいたことがあり、第1回の「蛸田窯・百碗展」のときに ”暢”、”瑞”、”崋”と銘名して発表したことがあった。 しっかりと焼き締まり降灰や緋色の感じも申し分なかったが、自らは作りっぱなしであとは人任せ、とても無責任な作陶姿勢に残念な思いだけが残っていた。 そんな反省をも込めて、今回の窖窯焼成には作品創りの姿勢にも自ずと熱が入っている。残念ながら技術は未だ・・・・・といった状態なのだが、とにかく楽しんで荒い粘土と日々格闘している。 たとい指先の皮膚が無くなっていても気にせずに。 目標の35cmの高さの壷が出来たので披露。 古信楽土(荒)による手捻りの壷。 高さ 34.3cm x 外径 16.0cm x 口径 11.2cm 重さ 2.2kg (湿)
by takodenkama
| 2006-10-11 15:00
| 作陶日記
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