蛸田窯・作陶日記

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2010年 09月 13日

茶碗と水滴

9月というのに残暑厳しく天候を恨んでばかりでもいけないので、茶碗、水滴、徳利の本焼きに取り組んだ。

茶碗と水滴は蛸田青で、徳利は志野でと欲張った設定で焼成に取り組んだ。

今までの焼成と違えて、初段の蛸田青は匣鉢に入れ蓋をせずに半還元焼成として焼いてみた、もちろん匣鉢の底には水滴2点を忍ばせておいた。粒子の細かい窯変となり、温度も1250℃きっかりで火を落としたので流紋にはならず、いい雰囲気の焼成になった。これはちょっと嬉しい・・・・・。

志野は茶碗と徳利の1点ずつを上段に置き半還元気味で焼成した。こちらは、少し準備不足で釉薬の濃度が濃すぎて良い結果が得られなかった。これは苦汁を沈殿防止のために加えたので、釉薬の粘度が高くなりすぎて、濃度の判定を誤ってしまった様子だ、残念・・・。

久々の成果

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茶碗:銘「飄然」高さ 60mm x 口径 140mm x 高台径 48mm 蛸田青 御本手土 焼成 9/13/'10


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水滴(左):銘「乙鳥」高さ 40mm x 外径 60mm x 底径 42mm 蛸田青 御本手土 焼成 9/13/'10
水滴(右):銘「鴻雁」高さ 33mm x 外径 70mm x 底径 50mm 蛸田青 御本手土 焼成 9/13/'10


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茶碗と水滴 蛸田青 御本手土 焼成 9/13/'10


*飄然(ひょうぜん):物事にこだわらないさま。                         
*乙鳥(いっちょう):ツバメの別名。= 一禽(いっきん)。                     
*鴻雁(こうがん) :秋に来る渡り鳥、ヒシクイとカリ。           夏目漱石「野分」より

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by takodenkama | 2010-09-13 23:19 | 作陶日記 | Trackback | Comments(0)
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