2012年 01月 26日
昨日は新しい釉薬のテスト焼成を行った。 簡単に出来て、抽き出し効果の冴える鬼板/松灰釉のレシピは、 材料として、鬼板をあらかじめミキサーで細扮しておき、松灰は出来れば脱鉄品で松葉灰がよい、 福島長石または日ノ岡と木灰も加える。比率は12:8 : 3 : 3 の体積比で調合している。 今回は福島が見当たらず日の岡を使用して調合した。 焼成結果は前回の釉薬より融点が50〜100℃ほど上がってしまい1245℃の高温まで引っ張らなければならなかった。 それでも、あまり流れなかったので、次回は融点調整が必要だ。 下段に置いた黒薬は高温に耐えられず、釉薬が流れてしまった。残念 本日の成果 茶碗:銘「空山」くうざん 高さ85mm x 口径 115mm x 高台径 48mm 鬼板/松灰釉 釜戸艾土 焼成 1/25/2012 鹿柴 王維 空山不見人 但聞人語響 返景入深林 復照青苔上 くうざんひとをみず ただじんごのひびきをきく へんけいしんりんにいり またてらすせいたいのうえ *鹿柴 … 鹿を放し飼いにするための囲いの柵。
by takodenkama
| 2012-01-26 15:02
| 作陶日記
|
アバウト
カレンダー
検索
RINK
Flickr•蛸田窯
蛸田窯作陶日記(一) daï sugasawa つみ木 NA•DA designbacks 割烹「竹下」 ”枝魯枝魯” 京舞鶴池屋 TL125BIALSと懲りない仲間たち 八日市大凧会館 月読窯 *蛸田窯・兀兀へのメールはこちらから。 外部リンク
以前の記事
2020年 03月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 07月 2017年 04月 2017年 03月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 06月 2016年 05月 more... 記事ランキング
その他のジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||