蛸田窯・作陶日記

takoden2.exblog.jp
ブログトップ
2012年 09月 17日

蚊遣りの里帰り

昨年友人に贈った "蚊遣" が里帰りして来た。 "蚊遣" はたぶん "香炉" も同じだと思うが、内部、特に天蓋の裏にタール分がこびりつきシーズンを終えるとかなり厄介な状況になる。
そこで再度、素焼きをすると、固着していたタール分がきれいさっぱりと消滅してしまう。 蛸田窯製の "蚊遣" は古信楽穴窯土で出来ており1300℃超えで焼成してあるので、7回くらいは素焼き程度(≒800℃)なら再焼成が可能だ。
自宅では簡単に作れるので毎年新しいものを作っているが、友人に声掛けした所、今年の新米と連れ立って "蚊遣" が還って来た。まるで鴨葱のようだ・・・・・。 早速今日の素焼き窯に入れて焼成した。

今日の素焼き窯には、他に先日捻った茶碗2点と、「陶芸の森美術館」で見た大西忠左氏の古い作品の中に、1点だけ御本手土の焼締で茶碗や湯こぼしのセットになっていない "宝瓶" (ほうびょう)のみのものがあった、その作品に触発されて昨日急遽捻ったものをメインにした。これで "玉露" を喫茶したいと、単純に考えて急いだからだ。少し薄く(130g)作りすぎたので本焼きが少し心配だ。

本日の成果

e0048046_235635.jpg

蚊遣:銘「質美」(しつみ) 高さ 100mm  口径 136mm  高台径 86mm 焼締 古信楽穴窯土 再焼成 9/17/2012

e0048046_8382865.jpg

宝瓶:高さ 64mm  口径 112x118mm  高台径 35mm 焼締 特簸信楽土

[PR]

by takodenkama | 2012-09-17 23:21 | 作陶日記 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://takoden2.exblog.jp/tb/18880491
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 天高く・・・。      信楽に行って来た >>