蛸田窯・作陶日記

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2018年 07月 17日

祇園会前祭山鉾巡行

今日は祇園祭の山鉾巡航、とてもこの日に相応しい好天に恵まれ大勢の人出とTVでは伝えている。

20年ほど前には両替町の角に事務所があって、この時期いつも見物していたので今はもう見ることは無い。
その後、高山に単身赴任していたので、高山祭も授業の関係で、春、秋ともよく見せて頂いた。

私は大津の生まれなので、小学生の頃から大津祭に親しんでいてこれらの三つの祭り特有の囃子の違いや
調子についてもとても興味深く蘊蓄をもっている。いづれも大好きでノスタルジックな気分を呼び起こさせる。

さて、2点披露していなかったのでUPしておく

本日の成果
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茶碗:銘「風日」ふうじつ 高さ 60mm x 口径 136x142mm x高台径 45mm 蛸田青秞 信楽土 焼成 July 10 2018

擬古         李白
今日風日
 明日恐不如
春風笑於人 何乃愁自居
吹簫舞彩鳳 酌醴鱠
千金買一醉 取楽不求餘
達士遺天地 東門有ニ疏
愚夫同瓦石 有才知卷舒
無事坐悲苦 塊然涸轍魚

古のうたに擬(なぞら)えて今日(こんにち)風日(ふうじつ)好ろし          

明日(みょうにち)は恐らく妙(し)かざらん                    

春風(しゅんぷう)は人に向かって笑う                       

何(なん)ぞ乃(すなわ)ち愁(うれ)いて自(み)ずから居(い)るやと       

簫(ふえ)を吹いて彩(あや)ある鳳(おおとり)を舞わしめ             

醴(あまざけ)を酌みて神(たえ)なる魚を鱠(なます)とせん            

千金をもて一醉(いっすい)を買い                         

楽しみを取(もと)めて余(あと)を求めず                     

達(すぐ)れし士(ひと)の天地を遺(す)てたるためしは              

東門にニ疏(そ)あり                               

愚かなる夫(おのこ)は瓦と石に同(ひと)しく                   

才有るもののみ卷舒(けんじょ)を知る                       

坐(い)ながらに悲しみ苦しみて                          

塊然(かいぜん)として涸(か)れたる轍(わだち)の魚のごときを事とする無からん  



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茶碗:銘「清晨せいしん 高さ 54mm x 口径 148mm x 高台径 45mm 青磁秞 いど土 焼成 July 10 2018

題破山寺後禅院    (常建)

   

   清晨入古寺  初日照高林  

   竹逕通幽處  禪房花木深  

   山光悦鳥性  潭影空人心  

   萬籟此都寂  但餘鐘磬音  


破山寺の後の禅院に題(しる)す             

清き晨(あした)に古き寺に入れば            

初(ほの)かなる日は高き林を照らす           

竹のしたの逕(みち)は幽(ふかき)処に通じ       

禪房(ぜんぼう)には花木(かぼく)の深し        

山の光は鳥の性(せい)を悦ばしめ            

潭(ふち)の影(ひかり)は人の心を空しくす       

萬籟(ばんらい)は此(ここ)に都(すべて)寂(ひそ)まり

但(た)だ鐘磬(しようけい)の音を餘すのみ       





















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by takodenkama | 2018-07-17 10:24 | 作陶日記


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