2018年 07月 17日
擬古 李白 古のうたに擬(なぞら)えて今日(こんにち)風日(ふうじつ)好ろし 明日(みょうにち)は恐らく妙(し)かざらん 春風(しゅんぷう)は人に向かって笑う 何(なん)ぞ乃(すなわ)ち愁(うれ)いて自(み)ずから居(い)るやと 簫(ふえ)を吹いて彩(あや)ある鳳(おおとり)を舞わしめ 醴(あまざけ)を酌みて神(たえ)なる魚を鱠(なます)とせん 千金をもて一醉(いっすい)を買い 楽しみを取(もと)めて余(あと)を求めず 達(すぐ)れし士(ひと)の天地を遺(す)てたるためしは 東門にニ疏(そ)あり 愚かなる夫(おのこ)は瓦と石に同(ひと)しく 才有るもののみ卷舒(けんじょ)を知る 坐(い)ながらに悲しみ苦しみて 塊然(かいぜん)として涸(か)れたる轍(わだち)の魚のごときを事とする無からん 題破山寺後禅院 (常建)
清晨入古寺 初日照高林 竹逕通幽處 禪房花木深 山光悦鳥性 潭影空人心 萬籟此都寂 但餘鐘磬音
清き晨(あした)に古き寺に入れば 初(ほの)かなる日は高き林を照らす 竹のしたの逕(みち)は幽(ふかき)処に通じ 禪房(ぜんぼう)には花木(かぼく)の深し 山の光は鳥の性(せい)を悦ばしめ 潭(ふち)の影(ひかり)は人の心を空しくす 萬籟(ばんらい)は此(ここ)に都(すべて)寂(ひそ)まり 但(た)だ鐘磬(しようけい)の音を餘すのみ
by takodenkama
| 2018-07-17 10:24
| 作陶日記
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