2006年 12月 02日
土曜日(晴)3℃ 今朝は外気温 3℃、どんどん気温が下がっている。このまま本格的な冬に突入するのか・・・?。 昨日の水指の経験から、今日は匣鉢に入れて焼成した。 結果は半分還元が掛かった焼き上がりとなった。 これはまずかったかな???。 蛸田窯は大物を焼成すると窯の構造上、釉薬との兼ね合いもあって、しばしばこのような結果になる。 特徴といえば特徴なのだが、気に入らねば電気の窯にすれば解決できるがそれでは・・・・・・・。 先の窖窯でも、火裏の問題があったように、これもなんとか解決策を見いださねばと思うこと頻りだ。 これをどう評価すべきなのかよく分からないが面白い事は面白い景色になっている。 若草のような緑色の発色もよく、二面性で使い分けても良いか・・・???。 少し大きめの皹切れが、蓋、身ともに入ったのは、多分乾燥中に一度手が滑って落としたためだと思う。 もう一点の水滴も釉切れや、還元斑が出てしまった、残念!。これは水切りも良くない。 本日の成果 水指:銘「幽篁」高さ 15.5cm x 口径 12.2cm x 外径 15.3cm 緑白流紋アイボリー窯変釉 赤土/上信楽土 焼成 '06/12/02 竹里館 王 維(盛唐) 独座幽篁裏 弾琴複長嘯 深林人不知 名月来相照 独り座す 幽篁(ゆうこう)の裏(うち) 琴を弾じ複(また)長嘯(ちょうしょう)す 深林 人知らず 名月 来たりて相(あい)照す 共蓋をのせた裏面はこんな感じ。
by takodenkama
| 2006-12-02 16:10
| 作陶日記
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